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アスベストのお話
豆知識 | 2020.01.18
名前は聞いたことあるけれど、「アスベストって実際は何?」…という方は多いのではないでしょうか。
アスベストとは、石綿と呼ばれる無機繊維状鉱物のことを言います。
1970年~1990年の間に大量に輸入され、
耐久・耐熱・耐薬品・電気絶縁などの性質から、
建設資材の他、自動車用品、電気製品、家庭用品など、様々な用途に使用されておりました。
アスベストは防音・防湿・防カビ・防火・保温・保冷と、
健康被害を度外視すれば大変便利な万能建材です。
ですから「湿気が強い」「大きな音が出る」「火事になりやすい」「保温・保冷したい」
場所によく使用されておりました。
それだけ普及していたアスベストが、
なぜ現在では使用が禁止されてしまっているのでしょうか。
それには、アスベストに発がん性があることが発覚したためです。
アスベストはとても小さく目視することも難しいため、
飛散しやすいにもかかわらず
飛散している事に気が付きにくいという恐ろしさがあります。
アスベストは吸引することにより、
肺がん 悪性中皮腫 アスベスト肺 等の病気を引き起こす恐れがあります。
最初の吸引からおよそ20年~40年前後の潜伏期間を経て発症する可能性があることが発覚し、
2006年以降は使用が一切禁止されるようになったのです。
「アスベストを使用した職業に就いていなかったから大丈夫」
と思われる方も多いと思いますが、
アスベストを使用した職業に就いていなくとも、アスベスト含有の建物に住んでいると、
その建物が老朽化し破損・倒壊が起こった際、
大量のアスベストが周囲に飛散してしまいます。
「ウチは大丈夫なの?」
目で見ただけでは、アスベストが使用されているかどうかは分かりにくいものです。
まず判断材料となるのは、建築物の築年数です。
築年数が古ければ古いほどアスベストが使用されている可能性は高くなります。
アスベストは主に以下の箇所に使用されています。
■屋根
スレート波板・化粧スレート・スレート瓦等
■外壁
サイディング外壁や石綿スレート波板等
■内装材
ケイ酸カルシウム板やパーライト板等の内装材等
■断熱材
断熱材、保温材等
■吹付剤
梁、鉄骨等への吹付
現在住んでいなくとも、アスベスト含有建材を使用した住宅を放置していれば
近隣へアスベストを飛散させている可能性があります。
これからの環境のため、子供たちのためにも
アスベスト含有建材を使用している家屋はなるべく早く適切な処理をしておきましょう。
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