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海沿いの家
| 2020.06.20
家から歩いて海に行ける環境に憧れる人は多いのではないでしょうか。
私共の拠点である浜松市も、太平洋に面した気候の良い土地です。
海岸沿いではサーフボードを置いてある家をよく見かけます。
自然を感じられ、景色も良く、気持ちの良い海風と暮らす生活。
ですがメンテナンスを怠ると、
せっかくのこだわりの家も塩害によって恐るべき早さで劣化していきます。
快適な家を維持するためにはどのような事をしておけば良いのでしょうか。
1.錆
海の近くでは潮の影響で鉄類が錆びやすくなります。
車、自転車、ベランダ、門扉、ポストなどなど…
案外身近なところに鉄はたくさん使われています。
それだけではありません。
サイディングなどの外壁材も潮風によって色落ちしたり、
塗膜が劣化して塗料に含まれている顔料が粉化する
いわゆる「チョーキング」が起こります。
サイディングが劣化すると内部に水分が入り込み、カビや雨漏り等の危険性も出てきます。
☆錆を防ぐには☆
塩害による錆を防ぐには、こまめに水洗いをして塩を流す必要があります。
地道な作業ですが、まめに水撒きをするだけで家の持ちはグンと良くなります。
防錆材が使える箇所は防錆材を塗布しておくのも効果的です。
鉄はひとたび錆びるとあっという間に広がり、時には鉄自体に穴が開くことも。
錆は安易に触ると手指に刺さることもありますので、
小さいお子様がいる家庭では特に注意したいものです。
家の外壁も、晴れた日に水をかけて汚れを落としてあげて下さい。
2.風
基本的に遮るものがないので、海沿いは風が強い事が多いです。
潮だけではなく浜辺の砂も運ばれてきますので、洗濯物に付着したり、
窓を開けている日は家の中がザラザラしてしまうこともあります。
内陸部と比べると台風の被害も受けやすくなります。
☆風対策☆
金網のフェンスではなく、なるべく板材などの面の広い囲いを設置しましょう。
洗濯物をサンルームの中に干すのも効果的です。
最近では一般住宅用の強化ガラスも安価になってきました。
面には強く、点には弱いという特性もありますが、
万が一台風等でガラスが割れても、破片が粒状になりケガをしにくいものが多いそうです。
ちなみに潮の付いたガラスは、水よりもお湯で掃除をした方が楽に汚れが取れますよ^^。
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